No.1 創刊準備号(2003年10月上旬号 10月1日発行) 写真はクリックで拡大

ほぼ旬刊 K'Chan 新聞 発行ご挨拶


41年間の仕事を整理(定年退職)する日(2003年10月15日)が目の前にきました。
この長きにわたり、ご支援とお励ましをいただいた、会社の皆様、近隣の皆様、
そして家内、我が子に改めて感謝を申しあげます。

今後の生活がSunday毎日の惰性に流されないようにいたいと思って、
その記録をするために、この新聞を発行することにしました。
新聞の発行にあたり
日刊は自信がない、週刊はまずい(これからは曜日に関係なし)、月刊は長すぎると考えて、
結局、
ほぼ旬刊(ほぼ10日毎に発行)としました。

定年退職にソフトランディングできるよう、本年7月に『K'Chan の雑記帳』サイトを立ち上げ、
ウオーミングアップをしてきました。
定年退職を機会に、タイトルを『K'Chan の雑記帳』から、
ほぼ旬刊 K'Chan 新聞』に改装して、再出発する事に致しました。

今後とも、
ふるさと、自然、農業、寺、神社、旅などにこだわっていきたいと思います。
『ほぼ旬刊 K'Chan 新聞』のご愛読をお願い申しあげます。
(新聞の名前は、『ほぼ日刊イトイ新聞』の人気にあやかりたいと思ってつけました)

2003年10月1日     発行責任者 
K'Chan

 小さな農業

半農半Xの生きかた

ハス園として
整備された棚田

綾部市志賀郷
(7月27日撮影)

最近『
半農半Xの生き方』という本が
出版された。
著者は我町に近い綾部市に住んでいる方で、
半農(小さな農業で食べる分だけの食を得て、
小さな暮らしをしながら)と
半X(好きなこと、やりたいことをして積極的に
社会にかかわっていく)の生き方で
精神的に豊かさ生活を送ろうとするものです。

幸い我が回りには、
田や畑の豊かな自然があるので、
これ等と取り組んだ半農を
していきたいと思っています。
あと半Xは、
今のところ『本』『パソコン』『旅』ぐらいですが、
おいおいと本当にやりたい事(X)を
見つけていきたいと思っています。
このコラムは私の半農記録です。

はじめに

この41年間に読んだ文庫本を整理してみると、
No.1は、
吉川英治の68冊、
No.2は、司馬遼太郎の55冊、
No.3は、山岡荘八の48冊、
No.4は、池上正太郎の30冊、
No.5は、山本周五郎の18冊でした。

かって私の血を騒がせたこれら古典(?)の
内容は年月の間に
頭からすっかり消えてしまっています。

これ等の本を、今、
再び読み返してみようと思います。

新たな感動を味わうのか、
その感想などをこのコラムに記録します。




IT関連

はじめに

子供の頃から機械いじりが好きであった。
今でもパソコンいじりが好きだ。
今後、DVDや
ホームシアター(ビデオ&オーディオ)の導入、
ホームページの充実など、
パソコン環境を進化させていきたいと思っています。
このコラムは私の
パソコン環境の記録です。

ADSLルータ パソコン  VAIO

関西花の寺25ケ所

 
関西花の寺25
第14番
興聖寺の庭園
(5月2日撮影)

現在『関西花の寺25ケ所』めぐりの
小さい旅をしながら、
ホームページで紹介しています。
関西花の寺25ケ所巡りが満願したら、
五木寛之著『
百寺巡礼』をガイドとして、
その中から、関西の寺を選んで
関西○寺巡礼』をしたいと思っています。
それらの記録と共に
都北部の穴場を訪問し
このコラムで紹介したいと思っています。

What's  New

 タイトルを『K'Chan の雑記帳』から
『ほぼ旬刊 K’Chan 新聞』に変更しました。

ほぼ旬刊 K'Chan 新聞 
創刊準備号を発行しました。




No.2 創刊号(2003年10月中旬号 10月16日発行)   写真はクリックで拡大

林住期1年生


花の寺第17番般若寺のコスモス

2003年10月15日、41年間の仕事に区切りをつけ、定年退職いたしました。

古いインドには、人生を4つに分ける考え方があったといいます。
(五木寛之著 『百寺巡礼』から引用)

学生期・・・若いうちに基礎的な勉強をする時期。
家住期・・・社会に出て一家を構え仕事に励む時期。
林住期・・・生活のための仕事からリタイアして、じっくりと人生とは何かを思考する季節。
遊行期・・・家をはなれて旅に生きる放浪の季節。(すべてをすてて旅に出る)

私にとって、今はまさに
林住期1年生であります。
学生期、家住期を終えた、これからの10〜20年が
一生のうちで一番自由で価値ある季節であるように思います。

この新聞では、過去のことはできるだけ振り返らないこととし、
林住期の現代について記録していくこととします。

小さな農業

就農準備講座受講(1)

我が町の産業振興課が主催で、
60歳前後の農業の経験のない人を対象に、
就農準備講座が開講され受講してきました。

第1回 5月25日
農作物の基礎的な栽培技術と農業用語

第2回 6月22日
町内特産物である
水稲直播栽培、ナス、みず菜、青とう、栗、ぶどう
の現地視察

第3回 8月23日
京都卸売市場で
町特産物の販売状況視察

第4回 9月25日
農業機械(トラクター、コンバイン)の
構造と操作について

第5回 12月予定
家庭用果樹の栽培と剪定技術

第6回 来年2月予定
春野菜の作り方。今後の取り組み。

一応準備だけはできた。
さあ、私の半農は何から始めようか。
さしあたって、明日からは
家の周りの草刈から始めよう。


半農半Xという生きかた

塩見直紀著
ソニーマガジンズ
発行

小さな農業で小さな暮らし(半農)をしながら、
好きなことと役に立つこと(半X)を調和させて
生きることのすすめです。
著者自身が半農半Xの生活をされながら
その効果を紹介されている。


すでに職業を得ている若い人が、
これから半農半Xの生活に転換するには
相当の価値あるXをもっていて
覚悟が必要であると思われるが、


これから定年を迎える人にとって、
今後の半農半Xの生活は
まさにぴったりの生き方のように思える。

これからは、半農をしながら、
早く
価値あるXを見つけたいとおもっています。

IT関連

MZ-731


私のパソコン1号機は、21年前1982年の
シャープのMZ-731。
残念ながら、今となっては
MZ-731に関係する物は何も残っていない。

しかし、ホームページMZ-700友の会には
懐かしい写真がいっぱいあり、
当時のときめきがよみがえってくる。

8Bitマイコンで、漢字は使用できず。
記憶装置は、8mmテープ。
プリンターは、3色XYプロッター。
紙は幅11cmのロール紙。
今から思うと可愛いものである。

BASICでプログラムを作成し
表やグラフ、幾何学模様等を作って遊んでいた
当時が懐かしく思い出される。


般若寺

花の寺第17番
般若寺


コスモスと
石仏

10月4日、土曜日を利用して、奈良方面の
花の寺訪問の旅に出た。

一番の目的は、
コスモス寺般若寺のお参りであった。
8部咲きぐらいであろうか
丁度、期待通りのコスモスであった。

そして花の寺
岩船寺、浄瑠璃寺、百毫寺もお参りした。

これらの訪問記は
関西花の寺25でアップの準備中である。

What's  New

No.2 創刊号を発行しました。

いよいよ、
私の林住期、半農半X生活の
スタートです。







No.3 2003年10月下旬号 (10月25日発行)     写真はクリックで拡大

ふるさと探訪


10月25日、わが三和町細見地区の公民館活動として、
細見地区ふるさと探訪が実施された。
朝9時に役場前に集合し、町営マイクロバスでの半日ツアーであった。
(参加者15名、内女性が10人)
今回は第1回細見谷編で、西松地区の天満神社、田の谷地区の八幡神社、
中出地区の興雲寺そして役場内の郷土資料館であった。
三和町で生まれながら、家住期(一家を構え仕事していた期間)のほとんどを
三和町外で生活していたことから、三和町についてはわからないいことが多い。
このたびのふるさと探訪を、三和町についての勉強の機会にしたいと思う。

写真は、菅原道真を祭っているといわれる天満神宮。
鳥居の奥の大木は、樹齢800年の杉の神木(樹高40mで町内一)。
境内には、元禄12(1699)年と宝永5(1708)年の石灯篭があり、
社の中の本殿(写真右)の前には、両側に阿吽の狛犬が祭られているが、
狛犬の座板には、元禄12(1699)年の銘があるとの事から
この神社の建立は17世紀後期と考えられている。
狛犬の大きさ(高さ)は54cmと小さく、屋内用を意識されたもので珍しい。

もうひとつのツアー先八幡神社も、17〜18世紀の建立と考えられている。
興雲寺は慶安2(1649)年ごろの創立とされている。
興雲寺については、住職自ら作成されているホームページに詳しい。

今回のふるさと探訪は、三和町の
17〜18世紀に端を発する建築物への訪問であった。
これら建築物の規模から考えると、当時の隆盛ぶりがしのばれる。
現在、この地区も
過疎化し、小人数の住民が必死になって、
ふるさとの歴史を守っている状況がひしひしと感じられるツアーでもあった。

小さな農業

草刈

ガソリンエンジン式(24CC)
刈払機(草刈機)

半農の第1歩
は、草刈である。
家の回り、田や畑の周りなど、
2旬(20日)ぐらいかかりそうである。
今は草刈機があるので比較的楽であるが、
昔の人は、手と鎌での草刈であり、
昔の人の苦労が思われる。
(草刈機の国産1号機は、1963年との事)

草刈の楽しみは、刈ったうしろを振り返ると
その成果がすぐに現れることである。
また、ひと汗かいたあとのビールは旨いが
安全第一を考えて、作業中の
アルーコールはなしと決めた。


百寺巡礼

五木寛之著
百寺巡礼
第1巻 奈良

講談社

第1巻は奈良編で、
室生寺、長谷寺、薬師寺、唐招提寺
秋篠寺、法隆寺、中宮寺、飛鳥寺
當麻寺、東大寺の10寺である。
今後、10寺ずつ、北陸、京都へと
続いていくという。
この10寺の中では、
今年の5月に訪問した、花の寺第21番
當麻寺の中将姫と當麻曼荼羅
記述が一番おもしろかった。

この本には、別冊でガイド版(写真右)が
セットであり、仏像や伽藍や花の写真が
美しい。

花の寺の次は、
関西の10〜20寺巡礼だ。

秋祭り

夢コスモス園(亀岡市)


10月18日、満開のコスモスであった。
20品種500万本あるという。
白や黄色のコスモスは珍しい。

コスモスの生まれはメキシコで、
明治9年に入ってきたとのこと。
今ではどこにでもあるこの花は、
日本の秋を感じさせてくれる。

それにしても秋桜(こすもす)とは
よくもつけた漢字である。

場所:京都縦貫自動車道
亀岡IC下車すぐ、亀岡運動公園横


秋祭り


10月12日、
我が王歳神社
秋季大祭であった。

年々、高齢化と少子化で神輿の担ぎ手が
少なくなっていくようで寂しい。


IT関連 What's  New

Multi 16

私のパソコン第2号機は、三菱電機製の
Muruti 16。
1988年当時、100万円以上していたのを
中古で30万円で購入した。
その生産されたほとんどが、三菱電機社内で
使用されていたと言われる名機(?)である。

装置一体型で、AドライブにCP/M 86を、
Bドライブに日本語辞書の8インチFDを
入れて、熟語変換が可能であった。
ワープロ、表計算、データベースソフトがあり、
当時としては、
本格的ビジネス実用機であった。
今では、我が家に何も残っていない。


No.3号を発行しました。

いよいよ、
私の林住期、半農半X生活が
スタートしました。