No.16 2004年3月上旬号 (3月2日発行)     写真はクリックで拡大

竹炭焼き(5)  −窯(ドラムカン製)の準備−

写真1

いよいよ窯の製作となった。
本やホームページを見て、加工図面を作り鉄工所で加工してもらった。

写真1(窯本体)
200リッターのドラムカンである。ガソリンスタンドで分けてもらった。
カンの板厚が、薄いのと厚いのがあるという。
繰り返し使うためには厚いのが良い。(写真は1mmで厚手である)
左側面に80×200mmの角穴(焚口用)を加工
穴部に写真3焚口の引っ掛部を加工する。
右側面下部に110mmの丸穴(煙突取付)を加工
上部に300×450mmの角穴(竹材入れ口)を加工
下部の右端に20mmの丸穴(水抜き)を加工

写真2(窯のふた)
写真1の上部の穴を切り抜いたものの周囲につばをつけたもの。
取っ手もつけた。

写真3(焚き口)
一斗カンである。ガソリンスタンドでもらった。
片側の端部を切り落とし、側面に80×210mmの角穴を加工。
写真1の左の穴、引っ掛部に引っ掛けて取付けする。

写真4(煙突)
ステンレス製のエントツである。ホームセンターで入手。
写真下が直径106mmの曲がり部と長さ1mの直線部。
写真中が直径120mm、長さ1mの直線部。
写真上が直径120mm、長さ1.5mの直線部。

組み立ては次回。

写真2
写真3
写真4
詩吟

初吟詠研修会


2月29日
先月入会した、吟道大雅流頌風館の
平成16年度天田支部初吟詠会が
開催され出席した。
宗家田中頌風先生にご臨席いただいての
新春発表会であった。
天田支部の会員は35名。

『三和の郷を詠ず』を詠わせてもらった。
もちろん初めての出席で、
人の前で詠うのも初めてであった。

練習も不十分な状態での発表であり
久しぶりに緊張の一日であった。
さすが先輩の吟詠はうまい。


文芸春秋3月号


文芸春秋を読んだなんて何年ぶりだろうか。
芥川賞受賞作品が掲載との
見出しで買った。
今年の作品は、19歳と20歳の女性が
受賞者との事で話題になっている。
二作品とも若者の世相を写した
作品と思うが、何か気になる(引っかかる)
小説であった。
(こういうのを純文学をいうのだろうか)

その他に、特別企画仏教入門等の
記事があり、読み応えがあった。
(感想はBlogに載せてます)

写真の文芸春秋3月号は、
雑誌として異例の118万部の発行とかで、
1923年の創刊以来の最多部数とのこと。

IT関連 編集後記とWhat's New

Photoshop Elements


デジカメで撮った画像を処理するソフトが
ほしいと思っていた。
今年になって、Adobe製
Photoshop Elements 2.0を購入した。
デジタルカメラやスキャナから取り込んだ
画像を加工するフォトレタッチソフトである。
多様な機能があり使いこなしには、
まだまだ時間を要しそうであるが、
とりあえず、トリミング、リサイズや
クイック補正等に重宝している。

写真は、エクスメディア社発行の
解説書『超図解』Photoshop Elements 2.0



竹炭焼きのドラムカンも完成しました。
次はドラムカンを土に埋めての窯の設定です。
材料の竹材は、現在乾燥中です。


わが町の隣の隣の町で、鳥インフルエンザが
発生し、その処理の不手際が大きな
社会問題になっています。
発生場所から30Km圏の当町でも
少なからず影響が出ているようです。
BSE、SARSそして鳥インフルエンザと
心配な事件が続いています。
なんとしても、
これ以上の拡大が無いように
願いたいものです。


『蛇にピアス』の金原ひとみさん、
『蹴りたい背中』の綿矢りささんが
史上最年少の芥川賞作家の誕生で
話題になっています。
この題名がいいです。
内容にぴったりです。



No.17 2004年3月中旬号 (3月12日発行)     写真はクリックで拡大

竹炭焼き(6)  −窯(ドラムカン製)の設置−

3月9日、10日に竹炭焼きの窯を設置した。

写真1

写真1
傾斜がついている畑に窯を設置する穴を掘る。

写真2
ドラムカンに煙突の曲がり部を取り付け。

写真3
掘った穴にドラムカンを設置。煙突も取り付け。
水抜きのため、煙突側を3cm程度下げる。
水抜き穴の下は、水抜き用に小石を
入れておく。

写真4
焚き口用一斗カンを取り付け。

写真5
一斗カンの下部にブロックをしく。
(竹材挿入口にはふたがしてある)

写真6
一斗カンの下部にブロックで焚き口を作る。

写真7
焚き口側をブロックで囲って、土をかぶせる。

写真8
竹材挿入口の回りを残して、土で埋める。

次はいよいよ材料の投入と火入れである
写真5
写真2
写真6
写真3
写真7
写真4
写真8
詩吟

生涯学習フェスティバル


3月7日
第12回三和町生涯学習フェスティバルが
センター三和荘で開催された。
吟道大雅流頌風館天田支部も参加との事で
出席し詠った。


男性は14名で、頼山陽作
『母を奉じて嵐山に遊ぶ』を詠う。

不到嵐山已五年
(嵐山に至らざることすでに五年)
萬株花木倍鮮妍
(ばんしゅの花木ますますせんけん)
最忻阿母同衾枕
(最もよろこぶ母と枕をともにし)
連夜香雲暖處眠
(連夜こううん暖かき処に眠る)

女性は5人で、蘇軾作『春夜』を詠う。


『町民一人、1学習、1スポーツ、
1ボランティア』をスローガンに
みんながんばっておられる。
(写真は銭太鼓の発表)


坂の上の雲(1巻)

坂の上の雲
(8巻中第1巻)
司馬遼太郎著
文春文庫発行

1904年(明治37年)2月8日、
日露戦争が始まった。
今から丁度
100年前である。
明治の日清、日露戦争についての知識は
私の頭の中ではほとんど空白である。

日露戦争を描いたこの小説も、
20年前に買っって読んだ本であるが、
ほとんどストーリの記憶はなくなっている。
再度この機会に読み直す事とした。

司馬遼太郎氏は、
この二百年の日本において、
歴史を作る歴史』を書く三人の人物で
あるという。
他の二人は、『日本外史』の頼山陽と
『近世日本国民史』の徳富蘇峰氏。

第1巻は、明治維新直後の
秋山好古、秋山真之兄弟と正岡子規の
青春時代から始まる。

小さな農業 編集後記とWhat's New

軽トラ


農家にとって軽トラ(軽トラック)は
必需品である。
農作業に必要なものは何でも運搬できて
本当に便利なものである。

写真は私の軽トラである。

昭和63年(1988年)製で
すでに15年経過したマツダポーターキャブ。
平成8年(1996年)に中古で購入した
ものであるが、そろそろ買い替えの時期かも
しれない。(走行距離は、まだ1万5000km)

ガソリンスタンドに行っても、
最近では
三角窓は珍しがられる。
ここまで古くなると、いよいよ愛着ができて
手放しがたくなってきている。



竹炭焼きの窯の設置ができました。
次はいよいよ竹材(現在乾燥中)を入れて、
火入れです。
天気が良ければ、
18日前後に火入れを
予定しています。


綾部の酪農家から堆肥(牛糞)を
いただきました。
土作りには、有機肥料が不可欠です。
そろそろジャガイモの植付けの時期です。
種イモは買ってきています。


『坂の上の雲』には、これから、
乃木希典や児玉源太郎、東郷平八郎氏など
明治の大物が続々登場していく。
楽しみです。



No.18 2004年3月下旬号 (3月24日発行)     写真はクリックで拡大

竹炭焼き(7)  −窯入れ、火入れ−

3月21日に材料(竹)の窯入れ、23日に火入れをした。

写真1

写真1
ドラムカンいっぱいに材料(竹)
上部開口部からぎっしり詰め込む。

写真2
材料(竹)詰め込み状態。

写真3
開口部にフタをする。

写真4
ドラムカン上部に約15cm土を盛る。
左のブロック部が焚き口、右が煙突部。

写真5
煙突部の
温度計竹酢液採集装置。
(温度計は100℃と500℃を用意)

写真6
左は口焚き用の乾燥した焚き付け。

写真7
23日午前7時から火入れ(窯焚き)を開始。

写真8
8時半には順調に自然(炭化の始まり)
に入り、竹酢液の採集を開始する。
その後、窯止め(炭化の終了)
までに異常に時間がかかった。

次号はいよいよ竹炭焼きの詳細と結果である。
速報はほぼ日刊 K'Chan Blogで紹介
していきます。


写真5
写真2
写真6
写真3
写真7
写真4
写真8
小さな農業

家庭菜園と電気柵


十年前に父が亡くなって以来、
放置状態であった裏の畑を、野菜畑にしようと
手入れしてきた。
なにしろ傾斜地なので、少しでも
平地にしようと、この冬の間に削ってきた。

3月15日、ジャガイモ(
ダンシャクメークイン
をそれぞれ15ケ植えた。(写真左)
そのあと、土をかぶせて出来上がり。(写真右)
6月に採集できる予定。


この辺では
が出没します。
ジャガイモを植える前に、猪対策として、
電気柵を設置した。

写真左が、柵のポールと電線。
(4m間隔に80m設置)

電線に接続された衝撃電圧発生器(写真右)
から、1秒間隔に
9000Vのパルス電圧が
発生している。
電源は12Vの乾電池であるため、
エネルギーが小さいので万一人間が触っても
危険はない。用心深い猪には有効。


坂の上の雲(2巻)


明治維新をとげ、近代国家の仲間入りを
した日本は、息せき切って先進国に追いつこうと
している。

四国松山で生まれた秋山好古は、
東京の陸軍士官学校を卒業し、
騎兵隊の道を歩みかける。

秋山真之の友人、正岡子規は
東京大学予備門を経て、新聞『日本』へ入社し、
俳句の道へ歩みかけた。
しかしすでに、
肺結核に冒され、喀血する事があった。

好古の弟、秋山真之もまた、中学を中退して
東京大学予備門、海軍兵学校をへて、
海軍の道を歩みかける。

明治27年8月1日、清国に対し宣戦が
布告された。
日清戦争の始まりである。
当時の列強はたがいに国家的利己心のみで
動いている。
日清戦争の原因は、この当時の朝鮮を巡る
日清間の
植民地獲得戦争であったといえよう。

好古は騎兵隊として、遼東半島へ上陸し、
真之も連合艦隊に乗り込んでいる。

そして、明治28年2月13日、清国北洋艦隊の
降伏となった。この頃子規も従軍している。

小さな旅 編集後記とWhat's New

由良川リバーウオーク


3月13日
京都府NPO由良川流域ネット主催の
第3回由良川リバーウオークに参加した。
大江町の由良川で、かっての
高瀬船
船付き場跡を見学した。(写真左)

この平穏に見える川の流れも、
幾たび、氾濫による洪水被害が出た事か。

この見学のあと、東京工業大学の
中村良夫教授の講演『
風景としての川』を
お聞きした。(写真右)

日本人の
心の原点は、川と山であると・・・。
川があっても山がないとダメ、
山があっても川がないとダメ。

我田舎には、山も川もある。



竹炭焼きの窯に材料を投入し火入れしました。
成功か失敗かの結果は次号です。


今年の桜は早いとの報道ですが、
22日にはみぞれが降りました。

どこの桜を見に行こうかと思案中です。


坂の上の雲に関するホームぺージ
ありました。
坂の上の雲は来年のNHK大河ドラマに
なるそうです。


今年は田に米を作る予定ですので、
田にも猪対策用の電気柵の設置が必要です。
米も高くつきます。