No.31 2004年8月上旬号 (8月3日発行) 写真はクリックで拡大 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電卓開発40周年 SHARPのホームページによれば、電卓が1964年(昭和39年)に開発されて、 今年は40周年という。 20世紀に発明された身近のもので一番役に立っているのは、電卓のような気がする。 今、我が家にある電卓類を整理してみた。
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三国志(第三巻)
三国志に登場する人物で、 張飛(ちょうひ)を紹介しよう。 姓は張、名は飛、字は翼徳。 劉備との最初の出会いは、 劉備が賊に囲まれ、張飛が助けた時である。 この時の様子は、次のように描かれている。 『豹頭環眼、雷のような声で、くわっと 睨めつけると、賊の小方らは 足もすくんでしまった。 腰の剣も抜かず、寄り付く者を とっては投げた。 投げられた者は皆、脳骨をくだき、 眼窩は飛び出し、またたくうちに 碧血の大地、惨として、 二度と起き上がれる者はなかった』 劉備の故郷の桃園で、関羽とともに、 劉備を主君ととして、義盟を結んだ。 性格は直情径行、大酒飲みで、 酒の上での失敗も多い。 しかし、憎めない人物として描かれる。 |
現在手持ちの電卓は、 電池さえ入れてやれば、全て 動作するはずだ。 電気製品が電子化されて、 製品の寿命と信頼性が大幅に アップしたことに驚く。 子供の頃のラジオは、 よく真空管が切れた物である。 カレンダー、スケジュール、メモ機能の ついた、電子手帳を、 幾種類か使ってみたが、 使い勝手は、やっぱり 筆記形の手帳に変わるものはない。 定年退職後、 携帯電話は、ほとんど無用の長物化 しているが、それでも手放せない。 もったいないものだ。 携帯電話には電卓が付属しているが、 どうも使い勝手が悪い。 現在の電卓タイプで携帯電話が 付属したものがほしい。 |
No.32 2004年8月中旬号 (8月13日発行) 写真はクリックで拡大 | |||
九段の桜 詩吟の練習も第3曲目となった。本宮三香作『九段の桜』である。 至誠烈烈貫乾坤 (至誠烈烈乾坤を貫く) 忠勇誉高靖国門 (忠勇の誉は高し靖国の門) 花満九段春若海 (花は九段に満ちて春海の若し) 香雲深処祭英魂 (香雲深き処英魂を祭る) <通釈> (大雅流頌風館テキスト第二巻から引用) 国のために戦い死んでいった者たちの誠の心は、烈々としてこの天地の間を 貫くほどのものがあった。 その忠義武勇の誉れは、靖国神社の大鳥居のように高く尊い。 春を迎えた靖国の社には、今年も桜の花が咲き乱れ、風に揺れて、 あたかも海のように見える。 群がり咲く桜の中に、英霊は祀られ、安らかに眠っているのである。 <作家の本宮三香> 昭和の10年代に活躍された、千葉県出身の作詞家。 インターネットで検索してみたが、詳しいことはわからなかった。 詩吟は、流派によって、節まわしはかなり違うようである。 私が習う大雅流頌風館と流派は違うが、 この九段の桜を、インターネットのこちらから聞く事ができる。 |
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三国志(第四巻)
三国志に登場する人物で、 関羽(かんう)を紹介しよう。 姓は関、名は羽、字は雲長。 劉備との最初の出会いの様子は、 次のように描かれている。 「彼方から一頭の逞しい栗毛を飛ばして、 『待てっ、待てえ』と呼ばわりながら 駆けてくる者があった。 胸まである黒髭を春風になぶらせ、 腰に偃月刀の佩環を戞々と ひびかせながら、手には 緋総のついた鯨鞭をもった 偉丈夫が、その鞭をあげつつ 近づいてくるのであった」 その見事な髭(袋につつんでいたという) から、美髭公と呼ばれていた。 劉備の故郷の桃園で、張飛とともに、 劉備を主君ととして、義盟を結ぶのであった。 |
今年も終戦記念日の8月15日がやってくる。 この頃になるといつも 靖国神社のことで騒がしくなる。 詩吟『九段の桜』を機会に 靖国神社についてインターネットで 調べてみた。 靖国神社のホームページはこちら。 毎日猛暑が続いている。 今年の夏は、戦後最も暑い夏に なりそうとのことである。 昨年までは冷房の元での仕事であったが、 今年は、炎天下での草刈も しばしばである。 今日もビールがうまい。 田んぼでは、稲穂が黄金色に色づき 頭もだいぶうつむいてきた。 刈り取りまで、後半月。 刈り取りまで、台風がこない事を 切に祈る。 『三国志』第四巻から、 いよいよ劉備玄徳に次ぐ主人公、 諸葛孔明(しょかつこうめい)の 登場である。 ストーリの中盤となって ますますおもしろくなってきた。 |
No.33 2004年8月下旬号 (8月25日発行) 写真はクリックで拡大 | |||||||||||||||||
小さな旅 -京都広河原の松上げ- 8月24日、地域の先輩に誘われて、 京都山里の伝統行事、広河原の松上げを見に小さな旅をした。 『松上げ』は、京都と若狭を結ぶ、若狭街道に沿った山間の村々に伝承されてきた、 愛宕の神を信仰する献火の行事である。 起源は定かでないが、江戸時代にはその記録があり、 その後、長い年月の間にいつしかお盆の送り火とも接合して、山里の夏の終わりを 飾る火祭りとなって定着したという。 『松上げ』とは、松明(たいまつ)を上げるという意味。 『松上げ』の詳細はインターネットのこのサイトから動画で紹介されている。
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三国志(第五巻)
三国志に登場する人物で、 第二の主人公、諸葛亮を紹介しよう。 姓は諸葛(しょかつ)、名は亮(りょう)、 字は孔明(こうめい)。 容貌は身の丈八尺(184cm)、 顔は白玉の如く、頭に青い頭巾をかぶり、 飄々として神仙の観があるという。 劉備は孔明を登用しようと草庵を 訪れたが逢えない。 劉備は関羽、張飛と伴って、三度目の訪問で ようやく対面し、三顧の礼をもって、 軍師として迎える。 劉備との最初の出会いの様子は、 次のように描かれている。 『玄徳はまず彼(孔明)の語韻の清清しさに 気づいた。低からず、高からず、 強からず、弱からず、一語一語に 何か香気のあるような響きがある。 余韻がある。 たとえていえば、眉に江山の秀をあつめ、 胸に天地の機を蔵し、ものを言えば、 風ゆらぎ、袖を払えば、薫々、花のうごくか、 嫋々竹そよぐか、と疑われる ばかりだった』 |
京都広河原の『松上げ』行事は、 豪快な男性的な火祭りであった。 広河原は京都市街から2時間程北の 田舎町で、過疎化も進んでいると思われる。 同様の過疎地域のものとして、 伝統行事を守る保存会の皆さんの 苦労がしのばれる。 放りあげ松が描く光の放物線の写真を 撮りたかったが、デジカメ撮影の腕が未熟で 撮れなかった。残念。 田んぼでは、稲穂が黄金色に色づき もうすぐ刈り取りである。 地域の営農組合所有の コンバイン(刈取り機)の点検整備も 完了した。 今年は、コンバインのオペレータ 見習いである。 先日の台風15号の影響で、 稲が倒伏しかかっている。 今また、次の大型台風16号の動きが 不気味である。 |