No.63  2005年11月上旬号 (11月14日発行)     写真はクリックで拡大

スカイサーファー(Sky Surfer)


スカイサーファーというラジオコントロール(R/C)の空もののおもちゃがあることを知ったのは、
今年の3月ごろであった。

当時、R/C飛行機を買って、ほとんど満足に飛行させれないままに墜落させてしまい、
上達するまでには、修理などで結構お金がかかることが分かり、
しばらく続行を躊躇していた頃である。

空物のR/Cに慣れるまでに、もっと手軽なものがないかとインターネットで探していたところ、
株式会社 グリーン社から、このスカイ サーファーが販売されている事を知ったが、
田植や秋作業のために忘れかけていた。

田んぼの秋作業も終わって、少し暇になってくると、このスカイ サーファーの事を
思い出して、急遽購入したものである。

早速組立にかかったが、ほとんどがすでに組立済みであり、組立マニュアルを読む時間を
含めても1時間もかからなかった。(写真の左が購入時の梱包パッケージである)

初飛行にあたっては、マニュアルとグリーン社のホームページの記事を
何回も読んで、11月9日に初飛行を行った。

当日は、ほとんど風もなく青空の絶好の飛行日和であった。
(マニュアルによれば、風速2.5m/S以下の風であることが推奨されている)

いつも発進の時は緊張するが、マニュアル通り手投げ発進を行ったところ、思いの外見事に
発進でき、大空へ舞いあっがた。
(右の写真は残念ながら私の写真ではなく、パッケージについている写真を
借用させてもらったが、まさにこの通りである。早く自分の写真を撮りたいものだ)

9日の初飛行以来連日、この飛行にはまっている。
20回ぐらい飛ばしたであろうか、2〜3回、発進時のミスで転がらしたことがあったが、
今のところほとんど無傷である。飛行機に比べれば、十分壊れにくく作られている。

これから、風のない良い天気の日にはこれで遊んでみようと思っている。

このスカイ サーフィンの構造や飛ばし方などについて、このホームページで
紹介したいと思っている。ここをクリックしてください。(順次追加していきます)
(トップメニューの 新聞の特集号>スカイ サーファー(Sky Surfer)からも入れます)

本(半X)
編集後記とWhat's New

上杉謙信(全1巻)

上杉謙信
(全1巻)

吉川英治著


講談社出版

詩吟で詠われる『九月十三夜陣中の作』は
戦国時代の武将、上杉謙信の作である。
越後の龍とも越後の虎とも言われ、
そして詩をも作る上杉謙信とは
どんな人物であったのかと思って
この本を手にとってみた。

宿命の対決、上杉謙信と武田信玄との
川中島での合戦は、12年間に
5回にわたって繰り返されたという。
そのうちで有名なのが、
第4回目の合戦(1561年)で、
その戦いがこの本によって再現されている。

この戦いは、前半が上杉謙信の勝ち、
後半が武田信玄の勝ちで、またしても
引き分けであったという。

この川中島の合戦を詠った詩、
頼山陽作
『不識庵機山を撃つの図に題す』を
掲載しておく。

鞭聲粛粛夜過河
(べんせい しゅくしゅく よる かわをわたる)

暁見千兵擁大牙
(あかつきにみる せんぺいの たいがを ようするに)

遺恨十年磨一剣
(いこんじゅうねん いっけんをみがき)

流星光底逸長蛇
(りゅうせい こうてい ちょうだをいっす)


ラジコン生活


スカイサーファーを買って早速飛ばしてみたら
思ったより簡単に飛び上がったので、
むしろびっくりしている。

無線で地上から操縦できる
空物おもちゃは、何物にもまして
面白いものである。

しばらくはこのおもちゃで遊んで、
空物になれたら
再度ラジコン飛行機に挑戦したいと
思っている。


謙信と信玄

謙信と信玄は、生涯宿命のライバルで
あったが、地理的に海を持たない信玄が
南の今川や北条から塩止めをされて
苦境のときに、謙信が塩を送ったとの
話はあまりに有名である。


インターネットテレビ


小泉内閣のメールマガジンを
配信してもらっているが、最近号で、
政府インターネットテレビの開局が
紹介されていた。
このようなテレビが配信できるのは、
高速インターネット接続のおかげである。
インターネットの世界は
本当にどんどん進化している。

2011年には、
全てのテレビ番組が、地上デジタルの
番組に変わるという。

この地区で受信している共同アンテナ方式は、
どのようになるのであろうか。
光ファイバーによる高速インターネットに
よる配信になるような気がする。




No.64  2005年11月下旬号 (11月30日発行)     写真はクリックで拡大

-探査機『はやぶさ』-  岩石採取『成功』


小惑星イトカワに再着陸

(写真は宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部のHPから借用)

11月27日の新聞(毎日新聞)一面トップには、表題のような活字がおどった。
このトップ記事は久しぶりに明るいニュースであった。

新聞記事によると
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機『はやぶさ』が、地球から約3億キロ離れた、
小惑星イトカワへの着陸に成功し、地表物質の採集に成功したとの事である。

この『はやぶさ』は、2003年5月9日に、ロケットによって打ち上げられたもので、
月までの距離の約800倍もある小惑星イトカワに見事に着陸し、
地表面の物質を採集したもので、2007年6月に帰還予定であるという。

小惑星イトカワは1998年に発見された小惑星で、地球と火星の間にあり、
長径500mほどの大きさという。
地球からイトカワを狙うのは、サンパウロ(ブラジル)上空の5mmの虫を
打ち落とす精度との事である。
この様な技術が着実に開発され、成功したことはうれしい事であり、2年後の帰還が楽しみである。

写真は、宇宙航空研究開発機構の写真を借用したもので、
左が、イトカワへの着陸想像図で右が帰還までの飛行軌道図である。

本(半X) 編集後記とWhat's New

五木寛之ブックマガジン(夏号)
(KKベストセラーズ発行)


五木寛之作家生活40周年記念出版として
発行されたもので、1960年代に書かれた
小説が掲載されている。

60年代は、丁度会社に入社したころで、
五木寛之の名前は聞いた事があっても、
あまり小説を読んでいなかったので、
一度は読んで見たいと思っていた小説である。

このマガジンには、短編小説の
『さらばモスクワ愚連隊』
『海を見ていたジョニー』
『ソフィアの秋』
『GIブルース』
『第三演出室』
が掲載されている。

これらの小説は、かって、
『色を感じる小説、音が聞こえる小説』と
言われたそうであるが、確かに、
読んでいて、ジャズ演奏が聞こえてくるような
シーンが多くあった。

また、このマガジンには、長編の
『メルセデスの伝説』
『青春の門』の第1回も掲載されている。

このシリーズが何作出るのか知らないが、
続いて『秋』号が発売されている。



11月27日の新聞のトップは
探査機『はやぶさ』の快挙を伝える
明るい記事であったが、
その下にも、大相撲九州場所で、
朝青龍が史上初の7連覇した記事があった。

モンゴル出身の25才朝青龍が、
15回目の優勝を果たし、
史上初の7連覇と年間6場所完全制覇の
快挙を達成したものである。

かっては、やんちゃぶりを発揮して
いろいろと批判されたこともあったが、
この一番を決めて、
涙ながらに懸賞金を受け取る姿は、
見ている方にとっても感無量であった。

ブルガリア出身の関脇・琴欧州も
大関昇進が確実という。

ブルガリアという国はどこだったかなと
思って、中学生の頃に使った地図を
広げて確認したものである。

久しぶりに世界地図を広げてみると、
やっぱり世界は広かった。

遠路はるばる日本へやってきて、
がんばっている姿は立派である。


このところ穏やかな暖かい日が
続いているが、11月23日の
二十四節気の『小雪』に合わせたように、
天気予報に今週から雪だるまがちらほら
出てくるようになった。

もう今年も残すところ1ケ月となった。