No.43  2005年1月上旬号 (1月5日発行)     写真はクリックで拡大

2005年 謹賀新年



新年明けましておめでとうございます。

地元の氏神さんへの初詣をし、今年一年の健康と平安を祈念してきました。
2005年の始まりです。私にとっては林住期三年目です。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の
半農生活は、
田四枚40a(4反)の稲作(コシヒカリ)を主とし、わずかの野菜つくりを予定しています。

半X生活には、新たにラジコンを加えて、その魅力にひたりたいと思っています。

昨年は、水害、地震、津波と自然災害の多い年でした。
正月3日の新聞の見出しに、
2005年地球はどれだけの悲しみをのみ込もうというのか』という活字が踊っていました。

どうかこの一年、世の平安と子供や孫達にも幸福な年になってもらいたいものです。

(写真は雪の初詣となった氏神さんと雪と遊ぶ4歳の孫娘)

小さな農業(半農)
本(半X)

ヤーコン


昨年6月に一株植えたヤーコンを
12月8日に掘りあげた。
(写真左が堀りあげ前、右が掘ったいも)
ヤーコンは
南米のアンデス地方の原産で、
老化を防止するポリフェノールを
多く含み、
不老長寿の秘薬として
食べられているという。

味はサラダとして生で食べると、
梨のようで、シャリとした
歯ごたえである。
天然フラクトオリゴ糖を含有し、
サラッとした甘みがある。

フラクオリゴ糖には
整腸機能、便秘の解消、
糖尿病の予防などの効果があるという。

写真のような芋が5〜6個収穫できた。
種芋を保管しているので、
今年も植えようと思っている。


ブッダ(3〜5巻)

ブッダ
(全8巻)
手塚治虫著

潮出版社

この本は仏教を開いた
釈迦
生涯を記したマンガ本である。

釈迦は
紀元前566
インドの北部ヒマラヤ南麓にある
小さな国(カピラ国)釈迦族の
王子として生まれる。

当時のインド社会を支配していた
カースト制の世の中に接した釈迦は、
老、病、死という人生の基本的な
『苦』に直面し、それは他人事でなく
自らの問題として考えるのであった。

29歳で出家を決意し、
厳しい修業に明け暮れた末に、
35歳に菩提樹の下で、
ついに真理にめざめて悟りを開き、
仏陀(悟れる者、
ブッダ)となった。

そして、悟った『真理』を衆生に伝道
するための説法の旅に出る。

ラジコン(半X) 編集後記とWhat's New

フライトシミユレター


ラジコン飛行機を飛ばすのには
地上からプロポとよぶコントローラーで
離陸、飛行、着陸を無線で操縦する
事になるが、これが結構難しい。

そこで考えられたのが、パソコンと
連動したフライトシミュレーションである。
このシミュレーションソフトを購入して
目下特訓中である。

製造元:米国DAVE BROWN社
販売:京商株式会社
機種:飛行機10種
ヘリコプター4種
飛行場:5箇所
設定:飛行機の緒元(重量、推力、寸法等)
風向き、風力、気温が設定可能


2005年が明けました。
半農半X生活をしていると、一年間が
本当に短いような気がします。

今年最大のイベントは、
愛知で3月25日から9月25日まで
開催される、今世紀初の
万博博覧会、『
愛・地球博』であろう。

現在地球規模で進む、
自然保護、環境破壊、エネルギーなどの
地球人が直面する課題に対して、
人類はどう乗り切るのか、
自然の叡智』がメインテーマという。

万博会場までの交通に
磁気浮上式リニアモータカーが
8.9km走るらしい。

また、2月17日には、
中部国際空港が開港し、
成田、関西と共に3国際空港時代と
なるそうである。

田舎でのんびりしている間にも、
世の中は確実に動いている。




No.44  2005年1月下旬号 (1月23日発行)     写真はクリックで拡大

半農半X生活が単行本で紹介された



私の半農半X生活が技術評論社(松尾憲生著)の
『50歳から準備する人生第2のわくわく生活(ドリームワーク)』という単行本で、
紹介された。

昨年の六月に、このホームページを見られた方から、取材の申し入れがあり
対応した内容が、25人のドリームワーカーの中の一人として紹介されたもので、
タイトルは『ふるさとで知る農業の楽しみ』となってる。

最近
700万人ともいわれる団塊の世代(1947年〜1949年生まれ)が
2007年に大量に定年を迎える事から、2007年問題として
あちこちで議論されている。

毎日新聞では、『大還波−60歳からのマイライフ』という記事が連載され、
人生80年時代の還暦後の新しい生き方を模索している。
正月元旦の紙面には、『60歳からのマイライフ半農半X』という特集であった。

この本も、これら団塊の世代向けに書かれた本で、次のような構成になっている。

第1章 50歳を過ぎたらドリームワークを考えよう。
第2章 なぜドリームワークが必要か。
第3章 ドリームワーク実践者25人。
第4章 25人のドリームワーカーから何を学ぶか。
(この本では、定年後の活動をドリームワークを呼んでいる)

私の記事は、お恥ずかしい限りであるが、他の24人の人達の生き方は、
それぞれにユニークであり、共感させられる。

小さな旅(半X)
本(半X)

今年も三輪明神大神神社へ初詣


1月13日
京都三和大神講のお誘いで、
奈良の三輪明神大神神社
(おおみわじんじゃ)へ初詣してきた。

大神神社は
大三輪乃神(おおみわのかみ)
として世に知られ、
大神をおおみわとよんで、
神様の中の大神様として尊崇され、
わが国最古の神社である。

京都三和大神講は、
今年で38年(回)になるそうで、
三和町、福知山市を合わせて、
観光バス5台でのお参りであった。

団体としては特別の扱いを受け、
御神前で御祈祷をしていただき、
お供えの神楽を見せていただいた。

大神神社の詳細ははここにくわしい。

写真の左は、三輪明神からいただいた
今年の新春招福の干支(乙酉)である。


ブッダ(6〜8巻)

ブッダ
(全8巻)
手塚治虫著

潮出版社

この長いマンガも、第8巻の
ゴーダマ・ブッダ(釈迦)が紀元前
483年、沙羅の花の下で涅槃に入る
(死亡する)ところで終わる。

死に際し、弟子アナンダの
『ブッダ・・・
人は死んでどうなるのでしょうか?』
との問いに対し、ブッダは次のように
こたえている。

『おまえはまだそんなことを
気にするのかね。何十年も
わしについていて。

(さなぎを見せながら)
これを見なさい。
これはつい二・三日までは
青虫じゃった。

あと何日かたつと、この殻の中から
蝶が生まれてとんでいくだろう。
生命というものもそんなものじゃ。

長いながーい時間の中で
人間でいられる時間は
ほんの短い時間なのじゃ。

死ぬということは
人の肉体という殻から
命がただとびだしていくだけだと
思うがよい。

殻に閉じこもっているときの虫は、
殻から出たらどんなくらしをするかは
知るはずがなかろう。

同じように人間も肉体という
殻からはなれて飛び立てば、どうなるか
生きているあいだは誰にも分からない。

ただそれからさらに無限に
新しい世界が続くはずじゃ。

だから死はなにも怖れることはない
ほんの一瞬とおりぬける
だけじゃ。』



このマンガのストーリは、
手塚治虫氏のあとがきによれば、
実際の仏典とはかなり
異なるところがあって、マンガチックに
脚色されているところもあるようである。

マンガ世代の子供や若者が読むのには
いいかもしれない。

それにしても、
漫画家って、どうしてあんなに
自由自在に絵がかけるのであろうか。
まったくうらやましい限りである。

小さな農業(半農)

農林業センサス農林業経営体調査


今年は、5年ごとに農林水産省が
実施する農林業センサス
が実施される年である。

農林業センサスは、全国すべての
農林業の実態を明らかにすることを
目的として行われ、
『農林業に関する国勢調査』
ともいうべき調査である。

このたび、
京都府知事からの統計調査員の
任命通知表をもらい、
この地区の45戸ほどの
調査をすることとなった。

近年、当地区における農林業の実態は
高齢化と後継者不足により
壊滅的な状況である。

この調査による実態に基づいて、
有効な農林行政の実施を切に望みたい。

(写真は調査票と調査の手引き)