No.53  2005年6月上旬号 (6月9日発行)     写真はクリックで拡大

吟道大雅流 親睦旅行


5月28日〜29日、吟道大雅流の親睦旅行に参加し、北陸方面の旅をしてきた。
総勢80名、バス2台で、東尋坊、輪島(泊)、兼六園を尋ねる一泊二日の旅であった。

国の天然記念物
日本海の奇勝
東尋坊
宴会でのかくし芸大会
我支部の出し物の
水戸黄門とどじょうすくい
かくし芸大会の
優秀賞は
マツケンサンバ
能登名物
迫力満点の
御陣乗太鼓
輪島といえば
朝市
加賀百万石の庭園
兼六園

本(半X)
小さな旅(半X)

新平家物語(第8巻)

新平家物語
(全16巻)

吉川英治著


講談社出版

頼朝を大将とする源氏と、
清盛の孫維盛を大将とする平家軍は、
富士川で対峙する。

意気が上がらぬ平家軍は、
夜明け前源氏軍の一斉攻撃に、
あえなく総崩れし、都へ退却する。

奥州の平泉から駆けつけた
九郎義経は関東の黄瀬川の陣で、
兄頼朝と初対面する。
しかし兄頼朝には、なぜか、
兄としての温かさが感じられなかった。

この年の6月に、京都から福原(神戸)へ
遷都を命じた清盛は、
その年11月には再び都を京都へ移したり、
南都(奈良)東大寺の大仏殿に
火を放ったりの暴挙をきわめていた。

一方、頼朝の従兄弟、信濃の木曽義仲は、
野火のように勢いを伸ばしていた。
その木曽義仲には、
正妻の巴と妾の葵ノ前が女武者として
競うように従っていた。

平家を取巻く世態の厳しい折、
太政大臣平の清盛は
突然高熱を発して死去した。

世人は、
『太政入道は、仏罰にあたって死なれた。
怖いものではある』と噂したという。


大峯山登拝


6月5日〜6日
昨年、世界遺産に登録された大峯山に、
丹波三和講の人達37名と共に、
昨年に続いて二度目の登拝をしてきた。

この講の平均年齢はたぶん70歳以上であろう。
皆さん元気である。

この登拝を健康のバロメータと考えて、
登れる間は毎年登ろうと思っている。

この橋を渡ると
役行者が1300年
前に開いた
修験道が始まる
大峯山(1719m)の
山頂にある
大峯山寺
大峯山寺の
本堂

編集後記とWhat's New

今年は例年になく雨が少ないようである。
天然の谷の水に頼っている田んぼでは、
水が心配になってきている。

今週後半から梅雨入りの模様であるが、
少しまとまった雨が待たれる。




No.54  2005年6月下旬号 (6月20日発行)     写真はクリックで拡大

牛若丸に逢いたいな!  比叡山と鞍馬・貴船への旅


6月10日、町文化協会主催の『京都源平ゆかりの地を巡る』バスツアーに参加してきた。
NHK大河ドラマ『義経』に因む企画で、比叡山、鞍馬、貴船への日帰り旅行であった。

比叡山は、『弁慶も深呼吸した』といわれる、涼風と静寂のところである。
山頂には、1500種10万株の草花が咲き競う1.7haの庭園
(ガーデンミュージアム比叡)がある。
園内には、フランス印象派の画家達が描いた絵画42点が陶板で再現され展示されている。

世界文化遺産、日本仏教の母山、比叡山延暦寺の総本堂、根本中堂には
本尊、薬師如来像の前に『不滅の法灯』が、1200年間消すことなく灯り続けている。

鞍馬山は源氏の悲劇のヒーロ義経が、牛若丸と呼ばれていた頃に過ごした地である。
今は本尊である尊天を信じる信仰の道場とされている。
尊天とは、『月のように美しくと祈る』、千手観世音菩薩、
『太陽のように暖かくと祈る』毘沙門天王、
『大地のように力強くと祈る』護法魔王尊の三身を一体としている。

ガーデンミュージアム
比叡の入り口
園内は丁度この時期
まさに、
花らんまんであった
1200年不滅の法灯が
輝き続ける
延暦寺根本中堂(国宝)
比叡山で修業された
法然、親鸞、栄西、道元、
日蓮などの尊像が安置される
鞍馬山の仁王門
俗界と浄域への
結界門
鞍馬山の中には
牛若丸が飛び出して
きそうな雰囲気がある

本(半X)
IT関連(半X)

新平家物語(第9巻)

新平家物語
(全16巻)

吉川英治著


講談社出版

平清盛の死去後、
比叡山の山門大衆を中心に、
『国々を私にわけ取り、皇室に
わが娘を入れ、聖廟を一門で占め、連年の
民苦も現下の飢饉もかえりみはせぬ』
『南都の大仏殿を焼いた』
『平家は天台叡山にとって仏敵だ』との
平家非難の声がみちてきた。

こんな中の京に、
一気に駆け上がったのは、
木曽の源氏、義仲であった。

清盛なき京では、平家を取り仕切る
リーダにも欠けて、
一門都落ちという最悪の事態を迎えた。

西へ向かって、落ちていくのは、
幼帝安徳天皇(清盛の孫)、
おん母賢礼門院(清盛の娘)と
三種の神器を守る、
宗盛(清盛の子)など平家一門である。

しかし、老獪な後白河法皇は、ひそかに
院の御所を抜け出て鞍馬山を経て
比叡山へ向かわれた。

こんな中、入洛を果たした義仲は、
朝日将軍とあがめられながらも
西に平家、東に頼朝、南都の僧兵そして
叡山と四面楚歌の毎日であった。


VAIO VGN-FS21B



現在愛用のパソコンは、ソニーの
一体型デスクトップタイプPCV−W101で、
2002年1月に購入したものであるが、
特別の不満も感じていない。

最近地域のパソコン同好会に
参加したため、ノートタイプがほしくなり、
ソニーのFS21Bを購入した。第7号機になる。

最近のパソコンの高性能化には
驚かされるし、低価格化にもびっくりする。
3年前の半額ぐらいになっているように思える。

CPU:Celeron M 1.40GHz
HDD:60GB
メモリー:256MB

表示:15.4インチTFTカラー
DVDスーパマルチドライブ内臓
O/S:WINDOWSXP


編集後記とWhat's New

3年ぶりに新しいパソコンを購入した。
日頃よく使用しているWordやExcel、Outlookも
2003にバージョンにアップされ、
さらに高機能化している。

来年ぐらいには、64bit OSも出てくるらしい。
この世界、何処まで発展するんだろうか。

高機能化を歓迎する一面、
シニア世代にとっては扱いにくい物に
なっていくような気もする。複雑である。