No.67 2006年1月上旬号 (1月13日発行) 写真はクリックで拡大 | ||
インターネット株 わが国の景気は穏やかな回復を続け、回復期間は47ケ月になり、 すでに戦後3番目の長さになっているという。 昨年後半の株価の上昇ぶりに、第二のバブル期の到来を心配するむきもあるようであるが、 ここしばらくはまだ、好景気が続くとの予想が一般的である。 インターネットの普及によって、ネット上での株取引が簡単に行えるようになった事や、 株をネット取引する場合には、証券会社に支払う手数料が、格安になった事などから、 インターネットでの株取引が急増しているとの事である。 私も、昨年11月にネット上の証券会社に口座を開設し、少額を投資して株売買を勉強中である。 インターネット上では、刻々の株価がリアルタイムに表示されるソフトも多数あるし、 過去の株価を分析して、買い時、売り時のシグナルを発する様な テクニカル分析ソフトもいろいろあるようである。 上の写真は、Yahooファイナンスから入手できる、株価チャートの一例(三菱電機株)である。 日々の株価(ローソク足)のほかに、株価の移動平均、売買高、 ボリンジャーバンド(株価変動の標準偏差幅)、MACD(2本の移動平均値の差)、 RSI(株価の上昇トレンド、下降トレンドを数値化)が表示されている。 そのほかにも色々な株価分析指標(テクニカル分析値)が公開されている。 面白いものでは、株売買者の市場心理を指標としたサイコロジカルといった指標等もある。 これらの各種指標を使いこなすには、それ相応の勉強が必要であり、 最後は、自己責任での投資判断が求められる。 いずれにしても、わずかな投資であっても、日々の経済情勢や政治情勢に目が向いて、 株価の変動に、一喜一憂する緊張感ある生活となることは間違いのない事実である。 |
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | |
株の勉強 最近の株景気を反映して、 本屋に行けば株関連の書籍が 所狭しと並んでいる。 写真の本は、この1ケ月に買った本である。 証券会社での口座開設から、 ネット上での株売買手法が解説されている。 問題は購入株の選定と、 売買のタイミングが肝要であるが、 そう簡単に旨い話は無いようである。 ネット上には株価のテクニカル分析ソフトも 多数あるようなので、 それらを試しながら、わずかの株売買に チャレンジしようと思っている。 |
2006年の年が明けた。 この冬は空前の大雪との事で、 新潟等では雪で生活道路が遮断されて、 陸の孤島地区が発生しているという。 わが町も、この1月1日から、 隣りの福知山市と合併し、福知山市へと 変わった。 市町村合併は行政の効率化のためには やむを得ない改革とは理解するが、 極力地域格差が出ないような行政を期待したい。 昨年の12月から、 毎日新聞の紙上に、平岩弓枝氏作の 『西遊記』が連載されている。 子供の頃に、マンガで読んだストーリが、 毎日速いテンポで展開していき、大変面白い。 毎日の新聞が楽しみである。 |
No.68 2006年1月下旬号 (1月30日発行) 写真はクリックで拡大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ライブドアショック (写真中央のビルは、東京タワー250mの展望台から見た、六本木ヒルズ森タワー) まだ正月気分が残る、1月16日16時頃、NHKのラジオは、ライブドア(以下LD)を 東京地検特捜部が証券取引法違反容疑で、強制捜査したと伝えた。 この日、たまたま旅行の帰りの車のラジオでこのニュースを聞いて、まず思ったことは、 『せっかく昨年末に買ったLD株が紙くずになるのか』ということと、 『多額の投資でなくてよかった』ということであった。 このLDショックは、22万人といわれるLD株保有者の被害だけでなく、 東京証券取引所のひ弱さが露呈し、他の投資家へも被害を広げたことであった。 LD捜査から半月経過した今日1月30日のLD株価は、 捜査前株価の約17%まで低下した。今後どのような展開となるのだろうか。 最後まで見届けたいと思っている。 LDショックと東証の脆さで、他の株価も値を下げたが、 その値下がり率は、せいぜい5〜6%程度であった。 すでに1月30日時点では、ほとんど元の株価まで以上に回復したようである。 投資家のほとんどが冷静に対処したということであり、日本経済はLDショックに負けないほどの 勢いがあるということなのだろうか。 連日、マスコミではホリエモン叩きの番組が多い。 ホリエモンを信じて、多額の投資をした人は、本当に気の毒であるが、 私にはなぜか、ホリエモンのバイタリティを憎む気にはなれない。
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
超バカの壁 数年前に、養老孟司著の『バカの壁』が ベストセラーとなった。 この『バカの壁』は読んでいないが、 解剖学者である養老孟司氏には興味を もっていたので、この本を買ってしまった。 この本の著者は言う。 『今の日本社会には、明らかに問題がある。 どんな問題があるのか。 私は、ものの考え方、見方だと思っている。 そこがなんだか、変なのである。』・・・と。 この本には、現代の社会問題である、 『フリーター、ニート、テロとの戦い、 少子化、靖国参拝、心の傷』などについて、 著者の見方と考え方が書かれている。 |
甥の結婚式に招待されて、 久しぶりに東京まで出かけ、 結婚式の翌日、 東京タワーに登ってきた。 昭和33年(1958年)の開業とのことで あるが、内装もきれいにリニューアルされ、 観光客でにぎわっていた。 全高333mのタワーの 最上階、250mのところにある 特別展望台からの 眺めは、天候もよくて最高であった。 |