No.69  2006年2月上旬号 (2月13日発行)     写真はクリックで拡大

今年の半農半X


『半農半Xという生き方-実践編』(ソニーマガジンズ発行)が出版された。
半農半X研究所代表の塩見直紀氏の著作で、
平成15年(2003年)に前作『半農半Xという生き方』を出版されて以来、
その実践編として3年ぶりの出版である。

半農半Xとは、持続可能な『小さな農』で暮らしつつ、『天与の才(個性や能力、特技)』を
社会のために活かし、天職(X)を行う生き方、暮らし方である。

半XのXとは、自分の個性、特技、長所、役割、可能性を活かして、
社会へのなんらかの貢献を目指すことであると、著者は言う。
本書では、半農半Xの実践編として、具体的な半農半X生活が紹介されている。

私も半農半Xの生き方を求めて、模索中であるが、
『社会への何らかの貢献』といわれると、なかなかXを求めることは難しいものである。

今年もまだ、真の『X』を見つける試行錯誤が続くようである。

本(半X)
編集後記とWhat's New

これからの10年
長期投資のロードマップ

岡崎良介著

ダイヤモンド社
発行

少しばかり株に投資をしてみようと思って、
こんな本を読んでみた。
著者は、かってファンドマネージャーの
仕事をされて、現在は投資顧問会社
フィスコアセットマネジメントの
運用担当取締役である。

株投資に際して、
今流行のデイトレードのような
無謀な運転をやめて、ゆっくりと
安全に目的地へ進む、長期投資の
運転を薦められている。

この長期投資にあたって考慮すべき
株価、金利、為替の動向について
解説し、今後10年間の経済情勢が
大胆に予想されている。

この本によれば、現在の好景気は
2008年までは続くと予想されている。
はたして当たるのか。



来年度から、日本の農業政策は大きく
変わるようである。

従来は全農家に対して、
広く薄く保護をしてきたのに対し、
今後は、大規模農家や大規模営農組織等の
担い手への重点的支援に変わるという。

我集落のような小規模農家や
小規模営農組織にとっては、
今後どのように対応をするのか、
重大な局面になりそうである。


2月9日
JA京都にのくに主催の生産振興大会が
綾部で開催され出席してきた。

集落営農組織の法人化についての
記念講演や、
若手グループの活動実績発表があり、

大変勉強になった一日であった。


1月のライブドアショックを乗り越えた
最近の株価であったが、
2月になってから、どうも株価の動きが
おかしくなってきている。

株の動きなどは、所詮、素人には
理解しがたい世界のようである。




No.70  2006年2月下旬号 (2月27日発行)     写真はクリックで拡大

マイロボット(はじめに)



パソコンや人の声とコミュニケーションする21世紀型ロボットとして、
見る、聞く、話す、動く、反応するロボットが、本屋で売り出された。
毎週一巻づつ発行され、ロボットに関する記事と、ロボット組立に必要な部品と
組立の解説書がセットになっている。

このシリーズは、全部で75巻の予定で、これから75週(約1年半)をかけて
ロボットを完成させるものである。
頭の体操にいいかなと思って、早速第1巻を買ってきた。
(1巻目は頭部と左耳の部分組立。30分もかからなかった)

一年半後にどのようなロボットに仕上がるのか楽しみである。
今後組立の仕上がり状況を順次、このホームページで紹介していきたいと思っている。

仕様書
ロボットの名前 ID−01
外形寸法 41cm(高さ)×26cm×33cm
重量 約2kg
バッテリー 単3電池8本
バッテリ使用可能時間 約4時間(連続)
歩行速度 最高時速 約1.5km
モータ エンコーダ付DCモータ 7個
自由度(DOF)
センサー 近接:5個(発信機2個、送信機3個)
タッチ(触覚):1個(頭部)
光:2個
温度:1個
LED 30個
フラシュメモリ 16MB
RAM 16MB
メモの録音可能時間 約150秒
最高解像度 0.3メガピクセル(640×480)
ハンドツール 3種類(懐中電灯、トレー)
接続ポート USBとRS232
対応OS Window2000/XP
ブルートゥース コントロール許容範囲:約10m
ロボットの能力 動きを検知し反応する
音声コマンドに反応する
パソコンと相互通信できる
強力な光を放ったり物を運んだりできる
パソコンでプログラミングができる(JAVA対応)

本(半X)
編集後記とWhat's New

フリーランチ投資家になろう

岡崎良介著

ダイヤモンド社
発行

先旬号で紹介した
『これからの10年 長期投資の
ロードマップ』を読んで、
著者岡崎良介氏の
説得力に動かされたものである。

この本も、その岡崎良介氏の
著作によるものである。

フリーランチとは、英語で
『ご馳走にあずかる』という意味で
苦労しないで利益を得る
投資家になろうという本である。

日本株、外国株、日本債券、外国債券の
リターンとリスクを詳細に調査し、
安全な投資方法を紹介している。

この本の結論は、
通貨が十分に分散された
外国債券70%で7年保有、
残り30%は、外国株か日本株とする
ポートフォリオで運用すれば、
ローリスクミドルリターンが期待できる
とするものである。

あくまで投資は自己責任で!!と
いうのが結論のようであるが・・・・。




2月26日
第19回三和町集落営農推進大会が
開催され出席した。
この大会は、
三和地域の営農組合関係者、
担い手農業者、農業指導者等が集まって
相互の研修や交流を行うものである。

今年は福知山市との合併もあり、
福知山市農林部長さんの
『新市の農業対策−ふるさとを守る−』
と題した講演があった。

福知山市においても
若年者の農業離れと、
農業者の高齢化は深刻である。


アメリカ国勢調査局が発表している
世界人口時計によると、
2月26日、午前9時19分、
世界人口は65億人を突破したという。

日本では、昨年から人口の減少が
始まったが、
世界的には、44年後の2050年には、
今の約1・5倍の92億人になる予測という。

食料自給率の低い日本では、
食料飢饉となる可能性が考えられる。