No.77 2006年6月上旬号 (6月15日発行) 写真はクリックで拡大 | |||||||||||||||||||||||||
マイロボットの組立(第14号、第15号) マイロボットの組立も15号となった。 15号からは、このロボットの神経や頭脳となる電子回路部品の組立となる。 15号に付属する電子回路基盤は、両目と頭部後方に組込まれたサウンド追跡用 3個のマイクから伝達される信号の制御と、頭部を動かす2個のモーターを制御する ヘッドコントローラーボードである。 さすがに電子部品となると、小さくひ弱で、慎重な作業が要求されるようになる。 とうとう、上の写真のように、バッテリーボックスからのリード線の端子を壊してしまった。 (写真左の白い端子から、リード線が抜けてしまった、差し込んでも元に戻らず) 壊れた部品を改めて購入し、組立を完了したが、 かなり細かく複雑な作業であったので、この後正常に動作するか不安がある。 (17号ぐらいで動作テストするようである)
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小さな旅(半X) | |||||||||||||||||||||||||
大峯山登拝 6月4日から5日、大峯山登拝丹波三和講に参加して、大峯山に登った。今年で3度目となった。 4日、朝3時半のバスに乗って、奈良県天川村の宿につき、荷物を置いて 10時頃から登り始めた。 3度目ともなれば、少しは余裕もできて、写真を撮ることができた。 午後1時ごろに山頂について昼食し、 登山口への下山は、午後4時ごろであった。 宿に帰って温泉に入った後は、恒例の宴会であた。 翌日、近くの龍泉寺で護摩供養をしていただいて、帰宅のバスに乗った。
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | ||||||||||||||||||||||||
10年後の日本
文藝春秋社が発行する『日本の論点』の 中から今後10年後の日本についての 論文を収録した本である。 今後10年後の日本は、 消費税ニ桁化、団塊世代の大量定年、 500万人のフリーター、 年金の崩壊、熟年離婚、 格差社会の拡大・・・等など、 あまり明るい話はない。 これらの中で一番心配するのは、 国の財政赤字(国の借金)の増加である。 赤字の額はGDPの1.5倍で、先進国では 類を見ない特出した数字であるという。 もしこの借金が今後も改善されずに、 増加すれば、世界の信頼を失い、 猛烈なインフレと国家の破綻に至るという。 日本では、戦前の1932年、 物価が350倍まで高騰し、 ロシアでは1998年に、 物価が70倍まで跳ね上がり、 2001年には、アルゼンチンで ハイパーインフレが起こり、 貯金は消えて、お金は紙くず同然と なった歴史がある。 |
『紀伊山地の霊場と参詣道』は、 平成16年(2004年)7月に、日本で 12番目のユネスコ世界遺産に 登録された。 その中の『大峯奥駈道』は、 修験道の開祖、役行者が8世紀初めに 開いた修験者の修業の道である。 『大峯奥駈道』は吉野から熊野までの 170kmの道程である。 幾日にもわたって岩場をよじ登り、 谷を渡る修行が続いたという。 今なお、多くの修験者たちの 厳しい修行が行われている。 この周辺には、 さすがにごみや空き缶のポイ捨てはない。 我々が歩いた道は、 このほんの一部の道である 10年後の日本で、 もうひとつの大きな心配は、日本と 北朝鮮、韓国、中国などとの 不安定な関係である。 北朝鮮では、日本のほぼ全域を 射程に入れた約200基のミサイルが 配備されているという。 中国や韓国での反日思想の拡大も 心配である。 これからの10年、 バラ色の世界とはならない様である。 |
No.78 2006年6月下旬号 (6月29日発行) 写真はクリックで拡大 | ||||||||||||||
マイロボットの組立(第16号、第17号) 上の写真は、15号で配線した、ヘッドコントローラボード関連の接続図である。 ヘッドコントロールボードとの接続デバイスは、下記である。 マイク・・・右目、左目、後頭部に取り付けの3個のマイク LED・・・右耳、左耳、右目、左目に取り付けの4個のLED モーター・・・上下運動、左右運動用2個のモーター エンコーダー・・・上下運動、左右運動用2個のエンコーダー タッチセンサー・・・タッチセンサーボードのパルスとパワー バッテリケース・・・電源 第17号までの組立で、第2ステージの組立が完了し、頭部の機能動作試験ができるようになった。 バッテリーボックスのメインスイッチをONにすると、正常に組み立てられておれば、 次のイニシャライズ動作とサウンド追跡動作を行うはずである。 頭部を上下に動かして中間位置に戻る 頭部を左90°まで回転させ中央に戻る 両目のLEDを点灯させる もし異常があれば両目のLEDが黄色(上下運動異常)や 赤色(左右運動異常)を点滅させる イニシャライズを完了すると、 頭頂部を触られると頭部を上下させる 両手を打つ等の音をさせると、音の方向に頭部を向けて、両目のLEDを点灯させる しかし やはり心配していた通り、メインスイッチをONにすると、両目のLEDを黄色に点滅させ 頭部の上下運動異常を表示してしまった。 再び15号で閉じた頭部を開いて、結線をチェックしたところ、 リード線が1本が端子から抜けている事を発見した。慎重にリード線を押し込んで正常となった。 現在正常に動作している。 第18号からは、第3ステージの組立が始まり、 第3ステージの組立が終わると、音声で与えたコマンドを解析し、 小型スピーカを通じて口をきくように、音声で返事をするようになる予定である。
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小さな農業(半農) | ||||||||||||||
古民家リフォーム塾(1) 百姓というのは、100種の仕事をこなさなければならないそうである。 確かに昔から農業(百姓)をしている方々は、大変器用にいろんな仕事をこなされている。 わがおやじも、できばえは少々不細工ではあったが、小屋を建てたり、家を修理したり 大工仕事らしき事を良くやっていたものである。 前々から、家の横のガラクタを入れている物置小屋を、何とかしたいと思っていたところ、 偶然ホームページで、NPO法人『百姓塾』が主催される、『古民家リフォーム塾』の塾生を 募集されている事を知った。 『百姓塾』は、本気で田舎暮らしをしたい人のための実践塾で、 毎年塾生を募集して活発な活動を行っておられる。 『古民家リフォーム塾』は、建築士や大工さんの指導を受けながら、実際に自らの手で 古民家をリフォームしながら、大工仕事や左官仕事等を習得しようというプロジェクトである。 塾生の申込みを行い、さっそく6月17/18日に参加してきた。 一級建築士をリーダーに、本職の大工さん等のスタッフ5人と、我々素人の塾生5人とで、 実際にリフォームしていくことになっている。(おいおいと塾生は増える予定) これから12月まで、毎月の第1週と第3週の土日に塾が開催される。 12月には、下の間取りのような古民家にリフォームが完成する予定である。
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | |||||||||||||
司馬遼太郎が考えたこと
司馬遼太郎氏が、1996年に72歳で 急逝されたとき、現在の天才、 現在の最大の常識人を失ったと 言われたと記憶している。 氏の著書で、『坂の上の雲』『翔ぶが如く』 『国盗り物語』等々を面白く読んだものである。 この本は、氏の生涯の随筆を15巻に 集められたものの第1巻で、 1953年から1961年までに書かれた 随筆の89編が収録されている。 現在の天才と言われた人が 日頃何を考えられていたのかに触れられて、 読んでいて楽しい本である。 15巻を読破したいと思っている。 |
マイロボットの組立も第17号となった。 完成は第75号であるので 1/4ぐらいの完成度であるが、 それでも少しはロボットらしい 格好をしてきた。 組立作業も細かい作業が増えてきている。 完成までまだ1年ぐらいかかる予定である。 田舎暮らしを希望する人たちを 対照とした『You遊時適』という雑誌がある。 この雑誌の夏号(上の写真)に 『半農半Xという生き方』の提唱者 塩見直紀氏の記事と一緒に、 『半農半X的生活』として 私の記事が掲載された。 本の出版社『千都出版』から このホームページが機縁となって この3月に取材を受けたものである。 |