No.109  2007年10月上旬号 (10月14日発行)     写真はクリックで拡大

マイロボットの組立(第80号〜第83号)


第75号でベーシックモデルの完成(上の写真)となった以降、
すでに第83号まで進んだが、ほとんどが部品の保管状態で、目立った組立の進展はない。
第90号で最終となるので、あと7号を残すばかりであるが、面白い進展があるのだろうか。

第80号は、第79号で組立てたハンドツールをロボット本体に取付けるための部品であるが、
具体的な組立は、もう少し先になる。

第81号から第83号の部品は、ブレッドボード上に結線できる、赤外線センサーキット用の
電子部品(コンデンサ、抵抗、赤外線発信器と赤外線受信器等)である。
赤外線センサーキットの組立も少し先になるが、
何か面白い応用ができないものかと思案中。

第80号部品一式
ロボットハンド用部品
第81号部品一式
コンデンサー、抵抗等
第82号部品一式
赤外線発信器
第83号部品一式
赤外線受信器

本(半X)
編集後記とWhat's New

蝶の戦記

池波正太郎著


文藝春秋社
発行

やはり池波正太郎が面白い。
この本は、
甲賀の女忍者・於蝶が、時の戦国大名
上杉謙信側に立って闘う小説である。

この小説の面白さは、
女忍者・於蝶が忍びの術を駆使しての
活躍もさることながら、戦国時代の
歴史的推移が大きな戦の描写を通じて
手短に読めることである。

織田信長と今川義元の桶狭間の戦い
から始まり、
武田信玄と上杉謙信の川中島の戦い、
そして
織田信長・徳川家康軍と
浅井長政・朝倉義景軍との姉川の戦いで
この小説は終わる。

姉川の戦い以降、
浅井長政は小谷城で切腹、
朝倉義景も信長に討伐され、
武田信玄、毛利元就、北条氏康の
死が続く。
そして続いて、最後の大大名上杉謙信も
没した。享年49歳であった。

いよいよ織田信長の天下布武の時代となる。


王歳神社秋季大祭


10月14日、当地区の氏神様王歳神社の
秋季大祭であった。
三和町史によれば、王歳神社の祭神は
仁徳天皇という。
また、大国主命を祀るとの記録もあるという。
天正三年(1575年)の創建で、
明治二十六年(1893年)に再建され、
現在の覆屋は平成になって
建替えられている。

左の記事(小説蝶の戦記)にある
姉川の戦いが、戦国時代の1570年で
あるから、このお宮さんはほとんどその頃に
創建されたものであり、歴史がある。

地元の歴史家によれば、
この神輿は、江戸中期の1706年
岡田貞八郎という人の製作であるという。
京都嵐山の櫟谷(いちいだに)神社、
京都松尾大社から
兵庫県丹波市の二宮神社をへて、
江戸後期(1845年)に当王歳神社の
所有になったという。
古文書丹波志に『葵の御紋付ナリ』との
記載があり、徳川将軍家との
関わりがある神輿であるとのことである。

由緒あるお神輿であるが、何しろ重くって
氏子も年々高齢化するため
かつぎ手は大変である。




No.110  2007年10月下旬号 (10月30日発行)     写真はクリックで拡大

R/C ヘリ(1)  ハニービー


マイロボットの組立は目立った組立もなく、一時休止状態である。
マイロボット同好者のホームページを見ていて、室内で遊べるR/C(ラジコン)
ヘリコプター(商品名・ハニービー)がある事を知った。
(このホームページにハニービーの飛行ビデオあり)

R/Cラジコン飛行機に興味があり、一時は組立を始めたものの、
飛行練習場所の確保も難しく、思うように飛ばすことが出来ずに、休止状態であったが、
この記事を見て、再度R/C空物への挑戦意欲がわいてきた。

お値段も手頃(約4000円)で、室内で飛ばせること、墜落させても壊れにくいとの事で、
早速、このヘリコプターを購入してしまった。

この種の模型は中国産が多いが、このヘリコプターは(株)シー・シー・ピー社の国産である。
結構人気があり、マニアも多いようである。

写真左が本体で、全長15cm、重量10gの発砲スチロールでできた手の平サイズである。
写真右が、赤外線コントローラで、単3電池6個をセットし、
写真に写っているリード線を本体と接続し、本体のリチュームイオンポリマー電池を
約30分充電すると、約5分間飛行が楽しめる。

このヘリは、R/C(ラジコン)ヘリというよりも、おもちゃの分野かもしれないが、
コントローラによって、上昇・下降と右旋回・左旋回の2チャンネル操作によって、
結構遊べるものである。
(前進、後進はできないが、ゆるやかな前進にセットされている)

6畳ぐらいの室内であれば、家具や壁や天井へ衝突する事も多く、
スムースな飛行ができるまでは、まだまだ慣れと練習が必要である。
墜落してもなかなか壊れないのがうれしい。

いつになったら、本格的なR/Cヘリが飛ばせるようになるのだろうか。

本(半X)
編集後記とWhat's New

旅路

池波正太郎著

文春新書

(株)文藝春秋

このところ池波正太郎に凝っています。

武士の若き妻・三浦三千代が主人公で、
夫・芳之助が芳之助の同僚・近藤虎次郎に
殺害されるところから、ストーリは始まる。

夫を殺した近藤虎次郎を『討つ』と
心に決めて出奔した三千代の、
『女の一生』の物語である。

そしてもう一人の、影の主人公が
堀本伯道である。
三千代を影ながら助ける伯道とは
一体何者なのか、
この小説の面白いところである。

伯道の身代は、意外な結末として、
小説の最後に明かされる。


マイロボット

マイロボットの部品は、
すでに第85号まで手元に届いているが、
部品の保管のみで、特別の組立作業は
ない状態である。

最終の第90号まで、あと5号を残すのみ
となってきた。
マイロボットの組立の組立開始は、
一昨年の2月であったから、
ほとんど2年がかりであった。

第90号まで完成すると、
不具合箇所の修理のために、
すべてを分解し、再組立する予定である。

現時点での不具合箇所は次の通り。

1.頭を撫でても反応しなくなった。
2.頭の左右上下動作をしなくなった。
3.直進操作させても、右に曲がっていく。

R/C ヘリ

R/C ヘリを自由に飛ばすことは、
思った以上に難しいものである。
ハニービーというおもちゃのヘリから
再チャレンジである。