No.103  2007年7月上旬号 (7月14日発行)     写真はクリックで拡大

マイロボットの組立(第68号)   トラブル発生


マイロボットの組立も、一応の完成である第75号を目指して、いよいよ追い込み段階である。
あと残っているのは、ロボットの腕周りの組立と、背中のバックパックケースの組立を残すのみである。

第68号では、腕の動作を制御する、アームコントローラボードを、背中のバックパックケースに
取付けて、配線をする作業であった。

いつもの通り、細かい作業ではあるが、特別に難しい事もなく完了し、
ロボットボディのスイッチを入れてみると、どうもおかしい・・・・・・。
また、トラブルの発生である。

上の動画は、スイッチを入れた直後のイニシャライズ動作であるが、
足元のライトが点滅を繰り返している。
説明書によれば、ライトが点滅するのは、アームコントローラボードか腕のモータ部に
不具合があるようである。
(ロボットの機嫌が直ったようで、『調子はどう?』と呼びかけると『良好です』と
返事を返してくるが、どうも真実は腕の制御関係に不具合が発生しているようである)

次回から腕周りの組立が始まるが、腕の動作に不具合があるようであれば、
修理のためには、第18号までさかのぼっての分解が必要になるかも知れない。

第68号に付属の
アームコントローラ
ボード
アームコントローラ
ボードを背中の
バックパックケースに
取付けて配線

本(半X)
編集後記とWhat's New

剣客商売(12)(13)

池波正太郎著

新潮文庫

新潮社
発行

剣客商売の第1作『女武芸者』が
『小説新潮』に発表されたのが、
昭和47年(1972年)であったという。

主人公の秋山小兵60歳、
作者の池波正太郎氏は49歳であった。

この第13巻目が単行本として
発行されたのが、昭和58年(1983年)
である。

第1作目から、11年たっていて、
池波正太郎氏60歳の時で
秋山小太郎は65歳として描かれている。

秋山小兵衛も少しづつ老いてきて、
『これからすぐに暑くなるのう。
年をとると、冬よりも夏がこたえる。』
『わしも、老い果てたものよ。』と
作者は小兵衛にはいわしめている。

孫の子守に忙しい小兵衛であるが、
しかし、その剣は、
事がおこれば、ますます冴え渡っている。


剣客商売関連地図

(写真はクリックで拡大)

上の地図は、
小説『剣客商売』の舞台となっている
江戸と今日の東京の今昔地図である。

剣客商売の舞台となっているのは、
浅草を中心とした直径約10kmの
範囲のようである。
現在のほぼ東京23区の範囲ぐらいで
あろうか。

この範囲をほとんどは徒歩や
駕篭や手漕ぎの船での移動であった。

現在の忙しくも便利な世の中と、
昔の不便であるがのんびりした世の中と、
いずれの世の中が人間にとって
幸せな時代なのであろうか。


この時刻に台風4号が鹿児島に
上陸した模様である。
このまま進めば日本列島を横断するとの
予想である。
大事とならないことを祈りたい。




No.104  2007年7月下旬号 (7月31日発行)     写真はクリックで拡大

マイロボットの組立(第69号〜第71号)

第69号からようやく腕周りの組立が始まった。
第75号までに腕周りを完成させると、当初の予定のベーシックモデルが完了することになる。
いよいよマイロボットの組立も最終段階となってきた。

第75号でベーシックモデルが完了すると、さらに第90号まで延長され、
次のような機能が追加となるようである。

『手』で物をつかむ      
側面の物体を感知する   
リモコンを装備        
ソフトウエアーのアップデート

次回はいよいよ本体(胴体)へ腕を取付けることとなる。

第69号部品一式
左上腕部品
第70号部品一式
左前腕部品
第71号部品一式
運搬トレー
69号付属の
左上腕フロントカバーに
インターフェースボードを
取付ける
70号付属の
左前腕内側カバーに
69号のミニポート付
ボードを取付ける
71号付属の
運搬トレーを組立てる。
左右の腕に装着できる

本(半X)
編集後記とWhat's New

わたしの人生観・歴史観


渡辺昇一著


PHP研究所
発行

この本の著者渡辺昇一氏は、
かってテレビの時事解説などで
よく見かけた方であり、
その主張はオーソドックスであり、
大いに納得できるものであった。

この本の第二部、
『歴史観を高めるための十九の視点』として、
日本人の血に流れる精神と、
国家としての日本の本当の姿について
自論を主張されている。

その主張の方向は、
安倍主張の『美しい国』に通じる
ものである。


参議院選挙


29日、参議院選挙が行われ、
自民党の歴史的惨敗(新聞の見出し)と
なった。

安倍首相が進める『美しい国』創りは、
この選挙で否定されたわけであり、
残念な事である。

それにしても昨今の政党間の
泥試合とも見える非難の仕合を見ていると、
参議院としての独自性が全然見られず、
二院制の存在価値があるのだろうかとの
疑問を感じる。

国民の意思が直接政権の交代となるような
一院制にすれば良いのではないかと思うが、
どうだろうか。

いっそ、小沢民主党に政権を渡し、
お手並みを拝見したいものである。