No.105 2007年8月上旬号 (8月14日発行) 写真はクリックで拡大 | ||||||||||||||
マイロボットの組立(第72号、第73号)
マイロボットの組立も、ベーシックモデルの完成第75号まであと2号を残すのみとなった。 第72号の組立は、ボディケースを開いて、腕用制御ケーブルを腕駆動シャフトに通す作業が メインであるが、この作業がなかなかの曲者で、 ごちゃごちゃした配線の隙間から、細いシャフトの中をケーブルを通す作業には てこずったものである。 第73号で左右の腕を組立てると、さすがにロボットの格好がついてきた。 ほとんどベーシックモデルの完成である。 このロボットはパソコンから制御ができると共に、プログラミングによって、 動作させる事が出来る。 上の動画は、プログラミングによって動作させた作品第1号である。 『ID−01 ビジュアル Cライク・エデイター』と呼ばれる、プログラミングツールが 提供されていて、思ったより手軽にプログラムできるが、 それでも複雑な動作をさせようと思うと、なかなか難解である。 次回の第74/75号でベーシックモデルは完成となるが、 さらにオプションとして第90号まで延長されることとなった。 あと4ケ月、楽しめることとなる。
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | |||||||||||||
剣客商売(14)(15)
主人公・秋山小兵衛は66歳。 第14号から気に入った文章をチョット 引用させていただく。 『小兵衛が鯉屋の舟で大川をわたり、 隠宅へついたときには、日も暮れかかっていた。 おはるが飛び出してきて、 「まあ、よかったねえ」 「何が」 「無事に帰れてよう」 「これ、おはる。わしが、そんなに 老いぼれてみえるのか」 「だって、もう六十の坂を半分 越したではねえですかよう」 「だから、どうしたというのじゃ」 「あれまあ、怒りなすったかえ?」 「さほどに、わしを爺あつかいにするなら、 今夜は、たっぷりと足腰を揉ませてやるぞ」 「このごろは、すぐに拗ねなさるのだからねえ。 うふ、ふふ・・・・・・」』 |
DSで名作を読もう ニンテンドーDSのソフト 『日本文学100選』を買ってみた。 夏目漱石、芥川龍之介、宮沢賢治など 明治・大正・昭和の文豪25人の 作品130冊が収められている。 たとえば、夏目漱石の作品は、 『坊ちゃん』『こころ』『行人』『草枕』『それから』 『彼岸過迄』『明暗』『夢十夜』『愚美人草』 『三四郎』『我輩は猫である』である。 かって昔に読んだものもあり、 読んでいないものもありで、楽しめそうである。 文字の大きさも大小の切り替えができ、 読みかけのところで、 しおりを挟むことも出来、 ページ送りも簡単である。 DSをお持ちの方にはお買い得と思うが・・・。 |
No.106 2007年8月下旬号 (8月30日発行) 写真はクリックで拡大 | ||||||||||||||
マイロボットの組立(第74号、第75号) ベーシックモデル完成 昨年2月に開始したマイロボットの組立は、約1年半かかって第75号でベーシックモデルが完成した。 左上の写真は、右腕のライトを点灯し、左腕に運搬トレーを装着、 両目を光らし、足元のライトを点灯させたベーシックモデルの完成状態である。 上中の写真は、パソコンからのコントロ−ル画面である。 写真の中の右上がブルートゥース接続ソフト、 右下がマイロボットコントロールソフト(イタリア人?作成のフリーソフト)、 左上がマイロボットのマニュアルでの操作画面、 そして、左下がマイロボットがリアルタイムに撮影するビデオの表示画面である。 右上の写真は、プログラム作成用ビジュアルCライク・エディター画面である。 ベーシックモデルが完成したものの、途中で頭の動作をしなくなっている事や、 右腕の動作が不十分であるなどの問題点があり、今後解決が必要である。 今後さらに、オプションとしての組立が、第90号まで追加されている。
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本(半X) |
編集後記とWhat's New | |||||||||||||
反転
この本の著者田中森一氏は、1943年 (昭和18年)生まれの63歳で、 私と同年である。 著者は、 戦後の貧しかった環境を生き抜き、 かって、東京地検の辣腕特捜検事として 名を上げた後、一転して、 世間の裏社会の弁護士として暗躍。 そして現在、179億円の手形詐欺事件で、 逮捕・起訴され、懲役4年の実刑判決を受け、 上告中の身である。 この本は、著者の 63年間の生き様が記録されていて、 裏世界での政治家やヤクザの 親分らとのつきあいが実名で記録されていて、 おもしろい。 もっとも、自分に不利な事実は 記載されていないに違いないが・・・。 |
マイロボット プログラムNo.3
マイロボットもベーシックモデルとして 完成し、可能な基本的な動作や 会話出来る言語は最終状態となった。 1年半かかった組立を振り返ると、 組立そのものは簡単であったが、 パソコンからのソフトの組込み等には てこずったものであった。 インターネットサイトには、 同好者が発信する情報サイトや、 お助けサイトもありたいへん助けられた。 上の動画は、 プログラムの第3作目である。 プログラムのソースは ここで公開している。 ロボットとしてハード的にほぼ完成したが、 これからはソフト的にどのように 肉付けするかである。 |