No.125  2008年6月上旬号 (6月14日発行)     写真はクリックで拡大

RC ヘリ 講座 (12)

スピードコントローラー(ESC)



スピードコントローラー(ESCはエレクトリックスピードコントローラーの略)は電動ヘリ用
モーターの回転を制御するデバイスで、略してスピコンともアンプとも呼ばれる。

アンプはバッテリからモーターに流れる電流を、受信機からの信号によって制御している。
モーターの大きさによって電流値が異なるため、使用するアンプも定格が違ってくる。

写真は手持ちのヘリ、EPキャリバー400用(モーターサイズ400)の、
京商製純正アンプで、ブラシレスモーター用のスカイビクトリーBLS25である。
写真左の赤黒2線が、バッテリーへの接続線で、
左側の赤、茶、オレンジの細い線3本が、受信機のスロットルチャンネルに接続される。
右側の赤、黒、青の3線がモーターへ接続される。

定格事項は、
入力電圧:7.2〜14.4Vバッテリー
連続電流:25A
オートカット電圧:(*1)
制御周波数:12kHz
受信機用出力電圧:5V
受信機用出力電流:3A
重量:27g

*1:バッテリーの過放電を防止するために、バッテリーに合わせて設定する。
リポなら1セルあたり2.5V、ニッケル水素は0.9Vが目安。

アンプはブラシモーター用とブラシレスモーター用とは基本的に構造が異なる。
ブラシモーター用は、直流入力、直流出力(2線)であるが、ブラシレスモーター用は、
直流入力、交流出力(3線)である。
ブラシレスモーター用アンプはまだまだ高価である。

次回に続く。

本(半X)
編集後記とWhat's New

やばいぞ日本(その1)

著者
産経新聞
『やばいぞ日本』
取材班

発行
産経新聞出版

この本は、昨年7月から
半年間66回にわたって、
産経新聞に掲載された『やばいぞ日本』
を再構成されたものである。

現在の日本が、
危機的な状況に直面しているにも
係わらず、多くの日本人は
いまだに気付ていない・・・。

その危機的な状況について、
教育編、外交編、エネルギー編、
そして国防編から論じられている。

戦後の平和と反映に酔っている間に、
いつの間にか近隣の中国や韓国から
追い越されつつあるとの指摘である。


今年も大峯山へ


6月1日、2日
今年も大峯山登拝を行ってきた。

世界遺産に登録された
大峯奥駈け道は
岩場の荒々しい所であるが、
ところどころに写真の様な静かな所もあり、
一息つげる場所もある。

大峯山登拝も今年で5回目となり、
龍泉寺から
小先達の辞令とバッジ(写真)をいただいた。





No.126  2008年6月下旬号 (6月30日発行)     写真はクリックで拡大

RC ヘリ 講座 (13)

受信機


受信機は操縦者のプロポ(送信機)からの操作をアンテナから電波として受け取り、
その信号をサーボに伝達して、ヘリの飛行を制御するものである。

プロポと受信機間で受け渡しされる電波の周波数は、プロポと受信機に取り付けられる
クリスタルによって周波数バンドが決定されるが、プロポと受信機は周波数が40MHz帯と、
72MHz帯(さらにローバンドとハイバンドに分かれる)に分類され相互の互換性はない。

写真は京商製EPキャリバー400に搭載した双葉電子工業製の
6チャンネル用受信機R146lPである。

出力端子の接続は次の通りである。

CH1(チャンネル1):エルロンサーボと接続
CH2:エレベーターサーボと接続
CH3:スピードコントロールアンプと接続
CH4:ジャイロと接続
CH5:空き
CH6:ピッチサーボと接続

本(半X)
編集後記とWhat's New

やばいぞ日本(その2)

著者
産経新聞
『やばいぞ日本』
取材班

発行
産経新聞出版

敗戦後奇跡的に復興した日本は、
20年程前には、『ジャパン・アズ・No1』と
もてはやされたものである。

しかし現在、
教育水準においても、
国家の外交面においても、
エネルギー資源においても、
特に国防意識においても、
二流国になり下がってしまったようである。

しかも、その危機的な状況の深刻さに、
日本人は気づいていない・・・・と。

この困難な状況の救国シナリオは
以下通りであると・・・・・。

1.
明治維新や終戦直後の改革のように、
退路を断った思い切った改革が必要。

2.
そのためには、
『覚悟の戦略』をもったリーダーが必要。

3.
年長者が次世代をきちんと教えて、
人間関係を安定させる。


最近の半農半X


最近はヘリ道に明け暮れて、
半農を手抜き気味であるが、
5月に田植した水稲は
ほぼ順調に生育しているようである。
(写真)

この季節は、雑草との戦いで、
家や田や畑の周りの草刈に
追われている。

10月までは、一ケ月に一巡の
ローテーションで草刈である。

草刈が無かったら、
半農も楽であるのだが・・・・・。

最近の半農半Xの『X]』は、
もっぱら『ヘリ』である。
少しは操縦に慣れてきて、
ついつい高く遠くへ飛ばしてしまい、
ヘリの姿勢がわからなくなり、
リカバリーが困難になって、
落としている。

分解、再組立も上手になってきた。